C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ
C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ

最上質なオーガニックコットンを使用。本質にこだわるシェフにむけたコックコート&エプロン。

「C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ」

 

● 素材 編

世界中で起きている、「エシカル」な消費活動。日本は残念ながらその流れに遅れをとっています。昨今耳にする事が増えてきた「エシカル」という言葉ですが、言葉本来の意味である「倫理的な」から、現在は人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動を指す言葉として認知され使用されるようになりました。
近年、化学繊維の開発が著しく、多くの衣料ブランドがしのぎを削り様々な新しい素材を打ち出している中で、天然繊維、特に綿は時代に左右されず、根強い支持を得ています。肌触りや着用感の良さはさることながら、綿それ自体に漠然と、無理の無い、優しい繊維である印象を持っている人が多いと思うのですが、実はその “コットン” の多くは、想像していなかった沢山の負荷を伴いながら生産されているという実態が明るみとなってきています。


元来、綿花栽培自体に環境への負荷が有るという訳ではもちろんありません。ですが、現在世界中の多くの人々が綿製品を身に付ける中、その膨大な消費活動(購入から廃棄)に追いつく為に大量の農薬散布や児童労働が強いられている実情があります。例えば生産性を高める為に、綿花の成長を待たずに枯葉剤を散布して収穫をしたり、安い賃金で子供が多く働いている農場もあります。大量の農薬と水が使われ、誤った知識で取り扱われる農薬によって、働く人々の健康に大きな害を及ぼし、その被害は年間で約300万人もの従事者に疾病を発症させているとも言われています。強い農薬を繰り返し散布され続けた畑は土壌が痩せ、栽培が続けられなくなってしまうこともあります。

C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ
その様な実状が、欧米では大きな問題として注目され、皆の意識が集まっています。
そんな世界的な問題意識の高まりを受け、今回初めてセブンユニフォームはオーガニックコットンで出来た商品を開発しました。実は世界の綿生産量のわずか0.5%(2011年時点)である希少なオーガニックコットン。「有機肥料や基準に従った農薬を使用」、「綿花が枯れる(熟す)まで待ってから収穫」、「労働基準を守り児童労働をしない」、「原料のトレーサビリティー(背景)が明確」であることを条件とし、3年間無農薬栽培をした畑で栽培したもののみが「オーガニック」であると謳えます。セブンユニフォームでは、日本国内のオーガニック素材メーカーとして追随を許さない㈱大正紡績様のオリジナル素材「アルティメイト・ピマ®コットン」という超長綿素材を使用しています。これは、綿の宝石と言われる超長綿シーアイランドコットンの種をアメリカの契約農場で栽培。昼夜の寒暖差が大きい為、丈夫な繊維として育ち、ユニフォーム素材としては最も適した珠玉のオーガニック超長綿となっています。また、最も厳しいとされているオーガニックの世界基準である「GOTS」の認証を、アメリカの農場だけでなく日本国内の紡績工場までも取得している、“本物のオーガニックコットン” なのです。

C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ
そんなオーガニックコットンを使って、セブンユニフォームは“コックコート”と“エプロン”を製品化しました。実際の商品について、こちらでご紹介させていただいています。
「商品開発の裏がわ 編」
これらの2019年新製品「C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ」の詳細は、総合カタログの最新版「SEVEN UNIFORM CATALOG 2019」をご覧ください。ご請求は下記のフォーム、またはお近くのセブンユニフォーム販売店へ。また、このシリーズとのコーディネートに合ったインナー・シャツ、パンツ、アクセサリーなどについても、セブンユニフォームの各ショップへご相談ください。最適な商品をご紹介させていただくほか、オーダーメイドも承っています。
C-TRAIN オーガニックコットンシリーズ

※モデル着用写真は「SEVEN UNIFORM CATALOG 2019」のP045から引用。