ソムリエエプロン

憧れの制服に初めて袖を通したあの時、先輩から教わった「一文字結び」

 セブンユニフォームに入社する前の学生時代、当時私はイタリアンレストランのホールスタッフとしてアルバイトをしていました。かれこれもう7~8年前になるのかと思うと、時の流れは早く学生時代が懐かしいなぁと感じるこの頃です。

私がイタリアンでアルバイトをしたいと思うようになったキッカケは二つ、
①単純にイタリアンが大好きだったから(パスタ! なかでもカルボナーラが大好物! )
②白シャツ&ソムリエエプロンの制服が洗練されていてカッコいいと思ったから 
…この二つでした。
イタリアンの前にも1社でアルバイトをしていましたが、そこの制服はお世辞にもカッコいいとは言えないものだった経緯もあり、カッコいい制服で働きたいと思うように至ったのです。


 ≪白シャツ&ソムリエエプロン≫のスタイルは人によってはシンプル過ぎて面白みがないと思う方がいらっしゃるかもしれません。モノトーンが好きな個人的な趣向からすると、このスタイルは”シンプルイズベスト”でした。アイロンがキチンと掛かっており、凛とした出で立ちで働いているスタッフの方を見るとやはりカッコいいと思うものです。

ソムリエエプロン

Coordinate

  • ソムリエエプロン CT2569-9
  • シャツ CH4488-0
 しかし当時学生の私。入社し制服が支給され、おそらく小学校での家庭科の授業ぶりにエプロンを身に着けた私は、ソムリエエプロンの前紐を蝶々結びにし雑な状態で初出勤したのを覚えています。蝶々結びが決して間違っているとは思いませんが、垂れた紐が洗練されているか? というとやはり疑問です。

そんな私を見兼ねた1つ年上の先輩から、「一文字結び」を教えてもらいました。この結び方をすると結び目が非常にコンパクトになり、且つしっかりと固定され、見た目も洗練された印象を受けます。

ソムリエエプロン

中心より横にずらして結ぶとカッコイイです。

ユニフォームメーカーの営業として働く今、春の訪れとともに伝承をする

 現在営業の仕事の中で調理学校の学生の方々を対象とし、採寸業務を毎年春に行っています。私と同じように腰下タイプのエプロンを付けたことのない学生さんが多くいらっしゃって、時折結び方を聞かれます。そんな時は、私がアルバイトの先輩から教えてもらったように、学生さんに「一文字結び」を私が教えてあげているのです。大したことではないですが、知識を伝承している気分となり、春の暖かさと採寸会場の窓から見える桜並木も相まって、この「一文字結び」を教えてあげる度に私の学生時代が思い出され、今年の春もノスタルジーを感じる瞬間でした。(営業部 T.K.)