フランスパビリオン「メゾンカイザー」

2025年4月13日にグランドオープンした大阪・関西万博。大阪での万博開催は1970年以来、実に55年ぶり。
その中でもひときわ注目を集めているのが、フランス政府が出展するフランスパビリオンです。テーマは「愛の讃歌(Un Hymne à l’Amour)」。「自分への愛」「他者への愛」「自然への愛」など、多様な“愛”を通じて未来のビジョンを提案する空間で、劇場のカーテンのような外観と、螺旋階段が印象的な建築が来場者を迎えます。

その中に出展するのが、フランスの伝統と革新を融合させたブーランジェリー&ビストロ「メゾンカイザー」。1階から4階まで、パン販売・製造・商談スペース・ビストロと、フランスの食文化を体感できる構成となっています。 なお、メゾンカイザーを展開する株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポンは、2024年1月、フランス国際博覧会公社(COFREX)とのパートナーシップを締結。2025年大阪・関西万博において、フランス館の公式ベーカリーおよびケータリングパートナーに就任しており、世界に誇るフランスのベーカリー文化を、日本から発信する重要な役割を担っています。

Coordinate(BISTRO)

男性

  • コックコート BA1082-9(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • パンツ WL1472-9
  • エプロン CT2579-0

女性


ブーランジェリーでは、万博限定のパンが
3種類、登場しています。

「パン・スイス」
チョコチップ入りのフランス定番パン
「クロワッサン・ルージュ」
テーマ「愛の讃歌」をイメージした赤いクロワッサン
「クロワッサン・抹茶」
日本(京都)をイメージした和のテイスト

その他にも、バゲットサンドなど、フランスの街角で見かけるような伝統的なパンが並び、開幕3か月で何度も足を運ぶリピーターが現れるほどの盛況ぶりです。

「販売スタッフは、既存の店舗ユニフォームでも良かったのですが、せっかくの万博なのですからそれでは面白くない。パリのパン屋では、Tシャツにデニムエプロンといったラフなスタイルが主流です。フランス現地のカジュアルで親しみやすい雰囲気に近づけるため、私物のTシャツ×麻調デニムエプロンのコーディネートを採用しました。」(品質管理部・石井部長)

「麻調デニムエプロンは、最初は少し硬めに感じましたが、使い込んでも型崩れせず、いつもピシッとした印象を保てるのが気に入っています。胸元中央の白ロゴと、背面の『パビリオンマーク』がポイントで、前から見ても後ろから見ても、さりげなくおしゃれでかっこいいです。エプロンはピンバッジで自由にアレンジできるので、万博会場内で購入・交換しながら、スタッフ同士の交流にもつながっています。」(販売スタッフ)

Coordinate(BISTRO)

Coordinate(BOULANGERIE)


「パン製造スタッフは、クルーネックのqTニットシャツを着用しています。職域ごとにネイビー(-1)・アイボリー(-3)・トープ(-6)と色分けされているので、多くのスタッフが一斉に働く場面でも、誰がどの役割かすぐに分かるのが便利です。これは空間にリズム感と統一感を出す演出でもあると聞いています。
左胸には『メゾンカイザー』、右袖には『パビリオンマーク』が入っていて、横から見ても働く姿がきれいに見えるようにロゴの位置が工夫されています。“まちの中で自由に働く空気感”をユニフォームが表現しているようで、着るたびに気持ちが上がります。
特にqTニットシャツのネイビー(CU1961-1)は男性スタッフに人気で、“記念に持ち帰りたい”という声もよく聞きます。」(パン製造スタッフ)

Coordinate(BOULANGERIE)

右上

  • ニットシャツ CU1961-3(二次加工:袖インナーカバー付き)

  • ニットシャツ CU1961-6(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • パンツ BL1484-1
  • ワークキャップ JW4694-1

フランスパビリオン「メゾンカイザー」

Coordinate(BOULANGERIE)

右上

  • ニットシャツ CU1961-3(二次加工:袖インナーカバー付き)

  • ニットシャツ CU1961-6(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • パンツ BL1484-1
  • ワークキャップ JW4694-1

4階のビストロは、貸し切り予約がない時間帯は一般のお客様もご利用いただけます。バルコニーからは東ゲート側の大屋根リングが見渡せる、開放感のある空間です。店内は黒を基調としたシックなインテリアで、フランスを堪能できるコース料理をご提供しています。また、ブーランジェリーのパンセットなども、1階で並ばずにビストロ内でご購入いただけます。

「ビストロのサービスユニフォームは、パビリオン側の希望により、パリの街角レストランを思わせる“ギャルソンスタイル”で構成されています。男性も女性も同じコーディネートですが、特に女性はマニッシュで、パリの空気を感じられると思います。」(品質管理部・石井部長)

フランスパビリオン「メゾンカイザー」

Coordinate(BISTRO)


「厨房は暑いので、qTニットコートに通気性と速乾性があるのは本当に助かっています。生地はしっかりしていて耐久性も高く、長時間の作業でも安心です。袖の内側にはインナーカバーを二次加工で付けていただいたので、異物混入の対策も万全。HACCP対策が求められる今、こうした細かな配慮はとてもありがたいですね。」(調理スタッフ)

Coordinate(BISTRO)

  • ニットコート CA2147-0(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • エプロン CT2579-0
  • パンツ WL1472-9

フランスパビリオン「メゾンカイザー」

Coordinate(BISTRO)

  • ニットコート CA2147-0(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • パンツ WL1472-9
  • エプロン CT2579-0

「私自身、当初はスーツでの接客を予定していたのですが、周囲から『ユニフォームがよく似合う』という声をいただき、今ではコックコートで接客することが多くなりました。他パビリオンからの評判も高く、会期終了後には“ユニフォーム交換”を希望する声も多数寄せられていて、嬉しい反応です。」(責任者・大里氏)

フランスの伝統と未来をつなぐべく、フランスから来日した職人やグランシェフ2世が、現場で伝統技術と新しい技術の継承を実施。「パンのある幸せな食卓」をテーマに、フランス文化の発信拠点としての役割を担っています。ご来館の際には、ぜひメゾンカイザーのユニフォームにもご注目ください。

展示・コンテンツ内容は取材時のものです。
※2025年7月取材

フランスパビリオン「メゾンカイザー」

Coordinate(RESPONSABLE DU PAVILLON)

  • コックコート BA1082-9(二次加工:袖インナーカバー付き)
  • パンツ WL1472-9

EXPO 2025 大阪・関西万博

開催場所:大阪府大阪市此花区夢洲(このはなく ゆめしま)
アクセス:Osaka Metro中央線「夢洲駅」徒歩15分
営業時間:9:00~22:00(最終入館は21:00)
入場チケット等は公式サイトでご確認ください

EXPO 2025 公式サイトMAP

フランスパビリオン~愛の賛歌~

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フランスパビリオン「メゾンカイザー」