スタッフはみんなエンターテイナー
劇場のような空間を楽しんでもらうため
小道具としてのユニフォーム
ここは町の小劇場。
“Craft Candy Theater”へようこそ。
再開発の進む東京、中野駅。にぎやかな駅前の喧騒を抜け、早稲田通りを渡ると見えてくるのは薬師あいロード商店街。長年地元の人に愛されているお肉屋さんや焼鳥屋さん、今風の飲食店などが共存する商店街です。周りの店舗に気を取られ歩いていると、ふと現れるスタイリッシュな深緑カラーが印象的なお店が「PAPABUBBLE」です。
Coordinate
- コート RA6516-1
2005年、スペイン発のキャンディショップ「PAPABUBBLE」は日本に上陸しました。空気をたっぷり含んだ、サクサクした食感のキャンディを筆頭に、ロリポップ（棒付きキャンディ）やバブレッツ（グミ）など、形も色もさまざまなお菓子が並んでおり、一部の店舗ではキャンディ製造の実演を見ることが可能です。
製造スタッフは工程を説明しながら、鮮やかな手つきで液状の材料を、固めて、切って、こねて、伸ばして…、あっという間に小さく切り分けていき、コロンっと可愛いキャンディが出来上がります。無造作にこねているように見えても、仕上がると繊細な絵が断面に現れて、まるで手品のよう。実演を見ているだけでは分からない仕掛けや、味の特徴をユーモアたっぷりに紹介する販売スタッフもさながらエンターテイナー。そう、「PAPABUBBLE」は、キャンディが主役の劇場なのです。
“ワクワクしなくちゃお菓子じゃない”
2023年、“Craft Candy Theater”をテーマにリブランディングを開始しました。
「これまでのフェミニンな印象の明るい色の羽織り型のユニフォームから、“Craft Candy Theater”にふさわしい、ストーリー性のあるユニフォームにしたい。お客様をワクワクさせる、性別を問わず着られるユニフォームにしたい。」そんな思いからキャンディが伸びる様子を思わせるような、ネイビー地のストライプ柄が印象的な「HAKUÏ／ハクイ」シリーズのコックコート「RA6516-1」とショートエプロン「RT6881-1」が選ばれました。
「こんなに可愛いユニフォームを着たスタッフがいるお店でお買い物ができたら、お客様はきっと嬉しく思っていただけるに違いないと思いました。“ワクワクしなくちゃお菓子じゃない”ですから」（ブランド室マネージャー：井本さん）
「町の小劇場がテーマなので、スタッフにもふさわしいものを着てほしいと考えました。インパクトのあるユニフォームになったと思います」（ブランド室アシスタント：川村さん）
猛暑が落ち着き始めた今年10月中旬、新ユニフォームの導入がスタートしました。
「以前とは色もデザインも全く違うので、お客様から新しいユニフォームになったのね、とお声がけを頂きます。ユニフォームらしいデザインなので、着ると仕事スイッチがオンになります」（中野店店長：池田さん）
「エプロンには深いスリットがあるので、動きやすいです」（職人パフォーマー：沼畑さん）
「コックコートは見た目以上に着やすくて、気に入っています」（販売パフォーマー：塚本さん）
「コックコートは特徴的なデザインなので、導入前は人よって似合う、似合わないがあるのでは、という懸念の声もありましたが、実際に着てみると年齢性別を問わず誰にでも似合う、と大変好評です」（ブランド室マネージャー井本さん）
Coordinate
取材時には、クリスマス向けにフライドチキンやピザモチーフのユニークなキャンディや、アドベントカレンダーなど季節に合わせた楽しいキャンディが沢山並んでいました。キャンディ作りの様子はHPやSNSでもご覧になれますが、目の前で行われるダイナミックな実演と、キャンディの甘い香りを体験できるのは製造店舗のみ！ぜひ“Craft Candy Theater”を体験ください。
※2023年11月取材
