制服姿のスタッフと写真を撮りたい!
という外国人のお客様が
最近多くなりました。

鎌倉時代からその効能が知られ、江戸初期にはすでに多くの湯治宿があったという群馬県の四万温泉。中でも創業330年という老舗中の老舗が積善館です。
「四万温泉には多くの旅館があり、各々特色を出しつつ頑張っています。全国の中から四万温泉を選んでもらい、さらにその中から積善館を選んで来ていただくため、全部門が力を合わせ一期一会の精神でおもてなしに努めています」(総支配人/相澤さん)

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Coordinate

ユニフォーム一式 オーダーメイド


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特に近年、現存する日本最古の木造湯宿建築である本館が、映画『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルと言われていることで、さらに注目が集まっています。
「四万温泉を訪れるお客様の多くが、この旅館の入り口にある赤い橋で写真を撮り、町の重要文化財である元禄の湯で温泉を楽しむことを、旅の目的にされているそうです」(統括責任者/朴さん)

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県の重要文化財である本館のほかにも、積善館の広い敷地内には1936年建造の昭和レトロな山荘や、その50年後に建てられた豪奢な佳松亭など、時代も様式も異なる多彩な建築物が並んでいます。
「たとえば本館ですが、四万も昔は避暑地だったので長らく冷房はなかったんですが、最近は温暖化でそうもいかない。古い物は修繕しつつ、時代に応じて刷新することも必要だと考えています」(相澤さん)

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建物の改装と並行して2022年の末、スタッフのユニフォームも一新されました。
「生地感も良いし、たすき紐も付いて動きやすくなりました。女性のインナーは襦袢型のTシャツですが、私はフロントチーフなのでYシャツにネクタイ。そうした組み合わせも自在です」(フロントチーフ/ファムさん)
「新しいユニフォームを見て思ったのは、本当にこの旅館にぴったりなこと。デザイナーに実力があっても、積善館のことを知らなければこうはできない。色・デザイン・機能も含め、本当に宿にふさわしいものを考えてくださった!と感心しました」(朴さん)

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「以前のユニフォームは茶色とグレーで地味でしたが、今回は上品なパープルでスタイリッシュになりました。夏物はまだ着てませんが、さわやかで涼しげな水色で、今から着るのが楽しみです」(佐久間さん)
「最近、外国人のお客様から、スタッフと写真を!というご要望が増えました。外国の方には日本的なユニフォームが魅力的に映るようですね」(朴さん)


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積善館では今後も、比較的短いタームでユニフォームを変えていけたら、と考えているそうです。
「制服が変わるのは、常連のお客様には季節ごと景色が変わるようなものだし、スタッフ自身も新鮮な気分で仕事ができる。実際、今回のリニューアルは常連のお客様に好評でした。予算のことも当然ありますが、今後も積極的に新しくしていきたいですね」(相澤さん)

※2023年4月取材
photographs by yuu kamimaki

四万温泉 積善館
Shimaonsen Sekizenkan

〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町大字四万甲4236
ホームページ:http://sekizenkan.co.jp
TEL:0279-64-2101
(お問い合わせ・ご予約 9:00~19:00)

ご宿泊:

◯ 本館
チェックイン 15:00~17:00
チェックアウト ~10:00
◯ 山荘・佳松亭
チェックイン 15:00~18:00
チェックアウト ~11:00
※ご利用のプランにより異なる場合がございます。

電車でお越しの方

JR吾妻線中之条駅。四万温泉行きバス40分。
終点四万温泉駅より徒歩1分で本館へ。

お車でお越しの方

中之条経由、国道353号線で四万へ。
「佳松亭・山荘」と「本館」の駐車場は別にございます。
ご宿泊先の駐車場にお越しください。

日帰りでご利用のお客様へ

本館駐車場は駐車スペースに限りがあるため、ご宿泊のお客様専用とさせていただいております。日帰りでのご利用の方は5分ほどの場所にございます「桐の木平 駐車場」(無料)をご利用ください。