スカートからパンツに切り替わって
フットワークも着こなしも
自由になりました。
「Tomorrow’s Life Museum(トゥモローズ ライフ ミュージアム)は、住まいと暮らしについて家族みんなで楽しみながら学べる、積水ハウスの体験型施設です。広い空間に”こんな暮らしがしてみたい”という家づくりのヒントやアイデアが詰まっています」(TLM-CX デザイン室主任/塙さん)
積水ハウスでは2021年から、全国5カ所の見学施設をリニューアル。家族全員が多彩な住環境をレジャーのように楽しく体験できる、“住まいのテーマパーク”へと刷新しました。
「中でも茨城県古河市にある、このTomorrow’s Life Museum関東は最も広く、モデルハウス9棟のほか、さまざまな体験館など計18棟の施設があります。週末のイベントなどには、200~300人ものお客様がいらっしゃるんですよ」(塙さん)
Coordinate
- サービスコート CA2198-1
- シャツ CH4456-0
- パンツ DL2944-4,6
「モデルハウスはその家での生活をより実感してもらえるよう、それぞれを“〇〇さんち”と呼んで、内装から小物までまるで誰かが住んでいるかのような演出がなされているんです」(スタッフ/石川さん)
そして、この施設のシンボルとなっているのが、中央広場のケヤキにつくられたツリーハウス。
「住まいづくりのワクワクする楽しさを、子供たちにも感じてもらおうとつくられたものです。目を輝かせて遊ぶ子供たちを見ていると、こちらまで幸せな気分になりますね」(スタッフ/岩上さん)
そんなスタッフの皆さんのユニフォームが一新されたのも、ツリーハウス建設と同時期でした。
「以前はカチッとしたフォーマルな服だったので、お客様にリラックスしてもらえる、柔らかな雰囲気にしたいと思っていました。ツリーハウスなどテーマパーク的な雰囲気も出てきたので、親しみの持てる感じになれば…と」(塙さん)
現在のユニフォームは親近感と礼節のバランスを考え、かなりの回数試着を繰り返して決めたと言います。女性スタッフにとって最も大きかったのは、スカートからパンツに切り替わったこと。
「このミュージアムは広くて、施設間を歩いて移動することが多いんです。スカートからパンツになり、靴もヒールから平底になったことで、移動がとても楽になって嬉しかったです」(石川さん)
「それに、モデルハウスに出入りする時は必ず靴を脱ぎ履きするので、合計すると一日にかなりの回数しゃがんだり立ったりを繰り返します。カジュアルな制服になって、そういう動きもとてもやりやすくなりました」(岩上さん)
現在、パンツは2色が支給され、どちらを着用するかは個々人に委されているとのこと。体の動きだけでなく着こなしの自由度も広がっているようです。
photographs by yuu kamimaki